【目次より】
はじめに
序章 永田町から始まったビジネス
第1章「佐藤事務所」で学んだ人間力
第2章 田中角栄の優しさに感謝
第3章 「吉香」を設立
第4章 絶体絶命のピンチに学ぶ
第5章 世界平和実現のためゴルビーを招聘
第6章 全国商工会議所女性会連合会会長に
第7章 すべての出会いに感謝を
おわりに
【本文より】
思い出は数多くありますが、ひとつだけと問われたら、40年前、故田中角栄先生か
ら言われたひとことを挙げます。
会社を設立した年の暮れでした。たまたま仕事でホテルニューオータニへ行った際
のことです。暮れのホテルは人でにぎわっていました。ふと振り返ってみますと、だ
いぶ離れてはおりましたが、ホテルで用事を終え、お帰りになる田中先生がお車に乗
られるところでした。礼儀としてお見送りしようとした時のことです。
私に気づいた田中先生から手招きされましたので、近づきますと「正月は迎えられ
るのか。いつでも何でも言って来いよ」と、微笑みながら声をかけてくださったので
す。
経営者として年を越すことの重みをまさに痛感していた時期でしたから、お見送り
の後、涙が溢れ出て止まりませんでした。
レビュー(2件)
おすすめします。
著者の積み上げた努力と企業家としての裁量、昔の政治家の器の大きさなど色々感激感動を感じました。