私の父、釣部二郎が八九歳で他界したのは二〇〇七年晩秋のことだった。父は第二次大戦のガダルカナル島(以下、ガ島)から生還した。都合四次にわたる総攻撃をくぐりぬけてのことだった。二郎の「俺が死んだら、遺骨をお婆ちゃんのお墓と戦友の眠るガ島に散骨してほしい」であった。本書には、散骨、その後戦没者遺骨収集の話、さらに、二郎本人が、ガ島に戦いについて、語っている。
もくじ
第1章 慰霊巡拝・散骨の旅
1、遺言
2、墓参り
3、玉砕の地イル川
4、教会と丘
第2章 戦没者遺骨収集の旅
1、洗骨
2、焼骨と追悼式
3、横須賀で行われた厚生労働省への引渡式
第3章 釣部二郎、ガダルカナルを語る
1、二郎さん紹介
2、「おばんです」から始まった「二郎語る」
3、参加者から二郎さんへの質問
第4章 基本情報
1、ガダルカナル島の戦い
2、ガダルカナル島の概況
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