ベイルート961時間(とそれに伴う321皿の料理)
魂のための味覚、そして魂のための栄養素。それが人間にとっての「食」なのだと実感した。--ヤマザキマリ
ねたましい!これはぼくがするはずの旅であり、食べるはずの料理だ。ベイルートにつながるバグダッドの味、イスファハンの味。会ったことはないが、この作者は(彼女が認めてくれるなら)ぼくの分身である。--池澤夏樹
カタストロフを生き抜く食の力と、心揺さぶる街の記憶。五感のアーカイブとしての料理を描く珠玉のルポルタージュ・エッセイ。
「料理の話をしてください」。戦争の傷跡が色濃く残る街で、翻訳家・作家の著者は人々が語る食べ物の話を聞く。多彩な声と仕草で語られる物語は、万華鏡のように街の肖像を描き出す。異なる民族、宗教、文化をもつ人々が一堂に会する理想の食卓は可能なのか。ベイルート、パリ、東京を往還しながら紡ぐ、多様性に満ちた「食」の思考。
フランスで刊行され高く評価された作品を著者自ら邦訳した待望の書。
レビュー(14件)
残念
こちらの本は書評がとてもよかったのと本のカバー写真のおいしそうないかにも中東のお料理につられての購入です。料理の専門家ではなくても321皿の料理とサブタイトルにありましたので。しかし実際には料理と関係ない内容のコラムが多くレシピは(私の判断でレシピと言えるもの)はほぼ無くとても残念な買い物でした。カバーのイメージと説明だけでは難しいと思い知らされました。手に取って見てたら買わなかったと思います。