小倉遊亀氏、片岡珠子氏らと比肩される女性日本画家・堀文子氏による作品と随筆、「サライ」連載「命というもの」をまとめた画文集。平成17年8月から続く連載は、画も文も毎号かき下ろしで67回以上。「花の堀文子」と呼ばれるように、草木、花、果実などの素描は、その鋭い観察力から妥協を許さない精緻さ。作品には、えも言われぬ気品が漂う。そして、命というものをどこまでも突き詰めていく考察力から生まれる随筆は、簡潔で分かりやすいだけでなく、自身の体験などを織り交ぜた含蓄に富む内容。この中から厳選した作品44点と随筆34本に、スケッチやアトリエ風景を加えて構成する。
レビュー(6件)
昔から画風も文章も大好きな堀さんの画文集三作を自分の誕生日に購入しました。「晴耕雨読」でゆっくり眺めながら堀さんの画集と文章に刺激を受けながら豊かな老後を過ごしたいと思い購入しました。
お姑さんへ
とても大好きで仲良しのお姑さんへお誕生日プレゼントしました。本当は1年に1冊というリクエストで昨年も堀さんの画集にしましたが、どうやら3部作のようで、以前は売切れだったので今回は在庫があるうちにと、こちらともう1冊もプレゼント。とっても喜ばれました!私の母にも貸してくれるそうで、母も楽しみに。感謝ですね。 内容は私もまだ見ていませんのですみませんが感想はまた改めてレビューしたいと思います。
誕生日プレゼント
堀文子さんの大ファンである知人にプレゼント大喜びでした。
2の方を先に購入してみたのですが、とても良かったので1も購入しました。絵はもちろんの事、書かれている言葉に心が共鳴します。
プレゼントにも
男性向け生活誌サライに連載されている堀文子さんの絵とエッセイをまとめた本です。通院先の病院の待ち時間にサライを読んで、その絵とエッセイに惹かれたので購入しました。写実的だけども、力強い生命力を感じる花々の絵と、堀さんの言葉に勇気付けられるような感じがします。