自然体験はなぜ必要なのだろう?何を学ぶのだろう?哲学、宗教学、教育学などの多分野から理解を深め、これまでの研究の分析と現場での事例から、新たな視点〈驚き=ワンダー〉を提供する。自然体験を通じて、環境やサステナビリティを学ぶ心身をつくる第一歩を踏み出そう。
はじめにーー〈驚き〉を呼び込む自然体験へ
■1部 なぜ自然体験が必要なのかーー体験が育む感性とウェルビーイング
1章 環境教育のファーストステップ
--自然体験とリスクに対応する身体
2章 センス・オブ・ワンダーーー自然との出会いと知の始まり
3章 アジアの智慧・仏教に学ぶサステナビリティ
--SDGs・環境思想からの探求
4章 『アウトドア・スタディーズ』が拓く視点
--多様性とウェルビーイング、持続可能性
■2部 どのような自然体験を試みるのか
--〈知の全体性〉へいざなう体験のために
5章 自然体験学習から何を学ぶのかーー体験した感動の先にあるもの
6章 野外教育実践から何を学ぶのか
--体験をめぐる理論と実践の往還と課題
7章 バーチャル・リアリティと自然体験ーー二つの体験を架橋する
■3部 自然体験はどう展開されてきたかーー教育制度の枠組みの中で
8章 学校教育における環境教育の推進と展開
--リアルタイムで世界と連動するために
9章 青少年の成長を支える自然体験
--これからの体験活動を構想していくために
10章 本物にふれる学びーー農業高校での森林・林業教育をもとに
おわりにーー実践のなかで学び続けるために
本書の繙き方
コラム
「1. 里山親子ピクニック」
「2.〈驚き〉を呼び込む環境地図」
「3.〈驚き〉を呼び込む「空間の履歴」」
「4.豊かさと環境教育」
「5. 見えるものを通して、見えないものを想像する」
「6. 尾瀬・檜枝岐村での〈驚き〉の自然体験」
「7.自然科学者になろう!」
「8. 家庭科の視点から「体験学習」の意味を問う」
「9.自然体験でつながる学校と社会教育」
「10.〈驚き〉を呼び込む土の世界」
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