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解 説 第一巻(紀元前五八年) 第一─二九節 ヘルウェティー族との戦争 一 ガリア概観/二─一五 ヘルウェティー族の移動/一六─二〇 ガリアの内訌/二一─二九 ヘルウェティー族との決戦 第三〇─五四節 ゲルマーニー人との戦争 三〇─三八 カエサルの対策/三九─四一 ローマ陣中の恐慌/四二─五四 ゲルマーニー人との決戦 第二巻(紀元前五七年) 第一─三三節 ベルガエ人との戦争 一─一五 ベルガエ人の策動とアクソナ河の交戦/一六─二八 ネルウィー族との決戦/二九─三三 アトゥアートゥキー族の滅亡 第三四─三五節 海辺諸族の服属 第三巻(紀元前五七─五六年) 第一─六節 アルペース諸族の討伐 第七─一九節 海辺諸族との戦争 七─八 海辺諸族の策動/九─一九 ウェネティー族との海戦 第二〇─二七節 アクィーターニー人との戦争 第二八─二九節 北方諸族の討伐 二八 モリニー族とメナピー族の抵抗/二九 討伐の中止 第四巻(紀元前五五年) 第一─一九節 ゲルマーニー人との戦争 一─六 ゲルマーニー人の脅威とガリー人の気質/七─一五 ゲルマーニー人との決戦/一六─一九 ローマ軍のレーヌス渡河 第二〇─三六節 ブリタンニー人との戦争 二〇─二七 ローマ軍のブリタンニア上陸/二八─三六 ブリタンニー人との決戦 第三七─三八節 北方諸族の討伐 三七 モリニー族の襲撃/三八 メナピー族の逃亡 第五巻(紀元前五四年) 第一─二三節 ブリタンニー人との戦争 一─七 ローマ軍の遠征準備/八─一四 ローマ軍の陣地とブリタンニアの事情/一五─二三 ブリタンニー人との決戦 第二四─五八節 北方諸族の謀叛 二四─二五 冬営配置/二六─三八 エブロネース族の乱/三九─五三 ネルウィー族の乱/五四─五八 トレーウェリー族の乱 第六巻(紀元前五三年) 第一─一〇節 北方諸族の討伐 一─八 北方諸族の謀叛と降伏/九─一〇 ローマ軍のレーヌス渡河 第一一─二〇節 ガリアの事情 第二一─二八節 ゲルマーニアの事情 第二九─四四節 エブロネース族の乱 第七巻(紀元前五二年) 第一─九〇節 ガリー人全部との戦争 一─三一 全ガリアの策謀とアウァリクムの攻囲/三二─五三 ハエドゥイー族の内訌とゲルゴウィアの戦闘/五四─六二 カエサルの苦境とラビエーヌスの奮戦/六三─九〇 全ガリアの謀叛とアレシアの決戦 地名人名索引
レビュー(51件)
速い!
西洋の古典を読んでみたくなり購入しました。歴史の勉強も兼ねて読んでます。
塩野七生さんの「ローマ人の物語」を完読してしまい、次の巻はもう無いので、情報を掘り下げる段階に入り、読んでみました。 カエサルは演説に長け、豊かな文才を持っていたと云う事になっている訳ですが、残念ながら、この翻訳を読んでいても、それは伝わってきません。 それはさておき、ガリア戦役当時のガリア人とガリア社会が、ローマ人の価値観、ローマ人の利害と云う視点から描かれている為、当時のローマと非ローマの違いがよく分かる著作であるのは確かです。 ローマと云う国家の当時の様子や共和制ローマの政治風土がよく分かるので、ローマ好きなら必読なのではないでしょうか?
近山訳と国原訳があります。 好みがあると思うので、どちらが読みやすいか書店で比べてからの購入をすすめます。 以前1度読んでいるのですが、その時はただの戦争の記録としか思えませんでした。 年を重ねたから分かる(想像できる)戦の背景を感じながら読めました。 歴史から学ぶ事が沢山あると改めて再確認させられました。 長く読まれてるだけある硬派で正統派の歴史書だと思います。
カエサルの戦争の記録。
ローマ軍による今のフランスを中心としたガリア侵略の記録。 まさにガリア戦記でカエサルの活躍とガリアでの局地戦の記述。 局地戦自体はおもしろいが全体が見えにくいし、時代背景や地理の予備知識が不足しているため、わかりにくかった。 信長の全盛期の戦記に似ていて、あちこちで戦闘や謀叛、策略が続く。 ただし、本当にこれをカエサル自身が書いたとは思えないが・・・
カエサルの活躍
2000年も昔の作品が、活き活きと現代まで伝わっているのは驚き。