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京都の光景を浮かべながら、読書しています。

トキエダ

読書日記

2022年7月26日読了 短中篇。あんまり面白くなかった。 京都に住む３姉妹の話。これと言って事件とかも無いし、ぼんやりしている。解説によると「単行本が出たとき、『手のひらの京』は綿矢版『細雪』とうたわれた」そうだが、そうなんだろうと思う。まあ、俺は『細雪』読んだことないんだけど。 京都についての描写が当然あるんだけど、何か違うなとか思った。「この人は京都人のことを分かってない！」みたいな。でも、綿矢りさは京都府出身なので、絶対俺の方が間違っている。

紫陽花の守人

京都、三姉妹の物語

決して結婚願望が強いわけではないが結婚する事に焦りを覚える長女、欠点を自覚しながらも自分を変えられない次女、京都が嫌いでは無いが故郷を離れたい三女。三姉妹それぞれが踏み出そうとする一歩を応援したくなる一冊。