日本デビュー作にあたる本作は、本国フランスでは4枚目のオリジナルアルバムになります。
作詞・作曲はボーナストラックの「ラ・ジャヴァネーズ」を除き全てジュリアン・ドレです。
本作のタイトル「&(フランス語のet)」のテーマは「絆」。
3枚目のオリジナルアルバムの大成功を受けて実施されたツアーの終盤で、ジュリアンは強い疲労感に襲われるようになります。
「自分がしていることを話すことも出来なくなり、ステージに上がることも出来なくなった。それで予定していたコンサートを
いくつもキャンセルしなくてはならなかった。そのツアーが終わると住んでいたパリから離れて、子供時代を過ごした
南アルプスの山小屋に滞在することにしたんだ。」そこでの家族やパリから同行した心許せるわずかな仲間たちとの
親密な時間を経て、自分らしさを取り戻したジュリアンは、その体験を通して自分と自分を取り巻く世界に存在する全ての
ものとの「絆」に気付き、それを愛の歌にしていきます。それは、これまでジュリアンが得意としてきた男女の恋愛の歌にとどまらず、
女性たちへの賛歌、自然界や次の世代を担う子どもたちへのメッセージなどです。「&」はかつての風雲児ジュリアンが、
パリで味わった孤独、そして故郷での家族や仲間、自然との触れ合いを経て見出した境地が歌い込まれており、その才能と人間性が
浮き彫りになった愛に溢れた一枚です。「最初に&なくしては、何ものも存在しないのです。見知らぬ人々と私との&、
見知らぬ土地と私との&、まさに&とは全てを結ぶ絆なのです。リスナーはこのアルバムの歌の中に自分自身を見出してくれたら嬉しい。」
<収録内容>
01. ポルトーヴェッキオ
02. ココ・カリーヌ
03. 崇高にして無言
04. 湖
05. 珊瑚(サンゴ)
06. 僕のエコー
07. ロミー
08. ムーンライト・セレナーデ
09. エデンの園
10. マグノリア(木蓮)
11. ベイルートの浜辺
12. 愛撫
13. 闇に包まれた記録
<日本盤のみのボーナストラック>
14. パリ=セイシェル
15. T?KYO
16. ラ・ジャヴァネーズ
(セルジュ・ゲンズブール作。今回のヴァージョンは全てジュリアンが日本語で歌っています)
<ジュリアン・ドレ プロフィール>
1982年7月7日、フランスのガール県アレスに生まれる。
ニームの芸術学校に5年間通ったのち、音楽にも興味を持ったジュリアンはバンドを結成し、
往年のディスコサウンドをパンク・ロック風に演奏する。2007年にTVの勝ち抜き歌謡ショー「ヌーヴェル・スター」に
出演し絶賛を受ける。さらに同年、ファッション誌「ELLE」によって、「今年最もセクシーな男」に選出される。
2010年アルバムデビュー。2014年にはフランス最大の音楽賞「ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュージック」でその年リリースした
アルバム「L?VE」が2014年度の最優秀アルバムに選ばれ、まさに、現代のフランスを代表する男性シンガー・ソング・ライターとしての
地位を揺るぎ無いものとする。2016年初頭、日本でも公開された映画「愛しき人生のつくりかた」のエンディングテーマ曲
「残されし恋には」を歌って注目される。なお、今回日本リリースの「&〜愛の絆〜」は本国では4枚目のオリジナルアルバムとなる。
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