注目の作家を追う
佐藤泰志は「幻の作家」だった。立松和平や村上春樹と同世代、89年までに芥川賞5回、三島賞にもノミネートされながらも、90年自死。いつしか忘れられた存在になっていた。
ところが2007年、作品集刊行=再デビューとともにブレイク。4作が映画の原作となり高い評価を受ける。この秋にも5作目『草の響き』が公開予定。
復活までの過程を追い、なぜ忘れられ、なぜ復活したのかを探る。
序章 自死の波紋
第一章 遅すぎた出会い
1 1993年6月
2『大きなハードルと小さなハードル』
3『移動動物園』と『黄金の服』
4『そこのみにて光輝く』
5『海炭市叙景』
第二章 おいたちから死まで
1高校時代まで
2「初期作品」の時代(70-80)
3最後の10年間(81-90)
第三章 再発見・再評価から映画化へ
1 ついに「きみの鳥はうたえる」に出会う
2『佐藤泰志作品集』刊行
3 映画『海炭市叙景』
4 映画『そこのみにて光輝く』
5『佐藤泰志映画祭』の開催
6 映画『オーバー・フェンス』
7 映画『きみの鳥はうたえる』
第四章 とりあえずの結語
1なぜ、佐藤泰志は忘れられたのか?
2なぜ、佐藤泰志は再発見(再評価)されたのか?
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