巻頭の悲しい事故から始まる切ないストーリー。自分を守るために記憶を頭の奥に閉じ込めてしまったが、それが解かれていく。ハラハラしながら一気読み。,東野圭吾の作品が大好きなので、古い作品から読み直しています。,本の帯に「エロチックで、ホラー。」と書かれているので、所謂エロ小説だったらどうしよう?と心配になりましたが、そんなことはありませんでした。「エロチック」はあくまでもスパイスに過ぎず、物語の本筋は、資産や高い地位を持つ人間の横暴や身勝手さに周囲が翻弄され、不幸になっていく・・・みたいなところでしょうか。真相を知りたくて、どんどん読み進めたくなる物語です。,いつもながら、東野圭吾の本は、惹きこまれてしまいます。 交通事故の恐ろしさなど怖い内容でしたが、素晴らしい内容でした。,タイトルは「死に際の目」とでもいうのかな。ちょっとSFチックなタッチで 種明かしは終盤に東野節で謎が解かれます。
レビュー(820件)
交通事故の悲劇
巻頭の悲しい事故から始まる切ないストーリー。自分を守るために記憶を頭の奥に閉じ込めてしまったが、それが解かれていく。ハラハラしながら一気読み。
東野圭吾の作品が大好きなので、古い作品から読み直しています。
本の帯に「エロチックで、ホラー。」と書かれているので、所謂エロ小説だったらどうしよう?と心配になりましたが、そんなことはありませんでした。「エロチック」はあくまでもスパイスに過ぎず、物語の本筋は、資産や高い地位を持つ人間の横暴や身勝手さに周囲が翻弄され、不幸になっていく・・・みたいなところでしょうか。真相を知りたくて、どんどん読み進めたくなる物語です。
夜に読むにはちょっと。
いつもながら、東野圭吾の本は、惹きこまれてしまいます。 交通事故の恐ろしさなど怖い内容でしたが、素晴らしい内容でした。
タイトルは「死に際の目」とでもいうのかな。ちょっとSFチックなタッチで 種明かしは終盤に東野節で謎が解かれます。