世界の読解可能性〈新装版〉
: ハンス・ブルーメンベルク/山本 尤/伊藤 秀一
世界を神の偉大な「書物」にたとえ、その読解可能性を模索する歴史を、古典古代から現代の分子生物学に至るまで、著者独自の「メタファー学」の観点から分析する刺激的な試み。人間の自己理解、世界理解にとってのメタファーの機能とその役割を解き明かす。
本書について
1 経験可能な全体のためのメタファー
2 書物世界と世界書物
3 書物としての天上、天上の書物
4 字母の比喩
5 啓示の書物と自然という書物、後者の台頭と遅滞
6 世界という書物の読者としての文盲の俗人
7 神の二つの書物は一致する
8 読解可能性の不均衡
9 人間世界の暗号化と解読
10 世界の年代記、あるいは世界の公式
11 ロビンソン世界対ニュートン世界
12 十九世紀への接近における諸傾向
13 ハンブルクの自然という書物とケーニヒスベルクでのその反映
14 額のしるし、天上のしるし
15 「どのようにして自然という書物が私にとって読解可能になるのか…」
16 「世界はロマン化されなければならない」
17 絶対的書物の理念
18 自然という書物のような自然についての書物
19 空虚な世界書物
20 夢解釈の準備
21 夢を読解可能にする
22 遺伝子コードとその読者
訳者あとがき
原注
人名索引
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