実証研究全盛の今、経営学、経営学説を歴史的・社会的文脈の中で問う「経営学史研究」は、その役割を終えたのか?経営学ひいては経営の思想と理論を明らかにしようとする経営学史研究は不要なのか? さもなくば、これからの経営学史研究は、どのような姿であるべきか?経営学史研究の歴史を省みつつ、未来に向けての意義を探究する。
巻頭の言(吉原正彦)
第1部 趣旨説明
経営学史研究の興亡(第8期運営委員会)
第2部 経営学史研究の興亡
1 経営学史研究の興亡(池内秀己)
2 「歴史学的視点から見た経営学史」試考(藤井一弘)
3 経営学史研究の意義と方法(海道ノブチカ)
4 経営学における物質性概念の行方:社会構成主義の陥穽を超えて(松嶋 登)
5 M. P. Follett思想におけるPragmatismとPluralism-その意味と可能性ー(三井 泉)
6 ホーマン学派の「秩序倫理」における企業倫理の展開ー理論的発展とその実践的意義についてー(柴田 明)
第3部 論攷
7 グローバルリーダー研究の学史的位置づけの検討(島田善道)
8 ダイナミック・ケイパビリティ論の企業家論的展開の課題とその解消に向けてーDavid,Harperの企業家論を手がかりにー(石川伊吹)
9 マズロー自己実現論と経営学ー金井壽宏「完全なる経営」論についてー(山下 剛)
10 人的資源管理論における人間的側面考察の必要性について(高橋哲也)
11 M. P.フォレットの「創造的経験」-Creative Experienceにおける理解を中心としてー(西村香織)
12 M. P.フォレットの世界観ーその物語性の哲学的基礎ー(杉田 博)
13 ステークホルダー理論におけるステーク概念の検討(中村貴治)
第4部 文献
第5部 資料
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