「失敗の責任をすべて押しつけられた」
「とうてい達成不可能な、とんでもない目標を課された」
「不祥事を隠蔽するよう迫られた」etc……。
仕事をしていると誰もが直面する「本当にヤバい場面」。本書はそうした「修羅場」の事例を元に、その解決策を探っていくという「紙上ケーススタディ」集。
中間管理職ならではの「上と下との板挟み」のケースから、「社内で不正が発覚」「リストラで現場が大混乱」といったより深刻なケース、そして「家庭と仕事との両立」「病気によって休職を余儀なくされる」といったキャリアに関する問題まで、極めてリアルな30のケースをもとに、どのように危機に対処すべきかを説いていく。
著者はベストセラー『ダークサイド・スキル』の木村尚敬氏。時には正攻法で、時には「禁じ手」を使ってでも危機を乗り越えていくためのリアルな方策を伝授する。
レビュー(12件)
参考になりました。 リーダーは大変です。
期待はずれ。少し参考になるワードはあるものの、大して修羅場でもない話しばかりでした
なんちゃってコンサルとは一線を画す良書
著者は、ベストセラーにもなった『ダークサイド・スキル』の木村尚敬氏。 今なおビジネス界の第一線で活躍されていることもあり、現場理解、問題の解決策とも、そこらのなんちゃってコンサルとは一線を画す。 そんな本書は、中間管理職の方が、仕事をしている中で経験してきた「ヒリヒリする場面」をどのように対応すべきかについて書かれている。 具体的には、ヒリヒリする場面の一例として 「上司から、とうてい達成できないような目標を強要された」 「上司が失敗の責任を自分のせいだといいふらしている」 といった「対上司」の問題 さらに、 「忙しすぎてメンバーが続々ダウン。しかし、納期はずらせない」 「在宅勤務導入で潜んでいた問題が噴出」 といったコロナ禍で浮き彫りになったマネジメントの問題 など、シリアスな状況を30ものケーススタディを通して、取り上げている。 特に、私自身リモート化の推進により、部下の育成方法や特定の人に仕事が集中してしまうなどの課題に頭を悩まされていたので、Caseの「よくある○○」が、どれも自社に問題に当てはまり、非常に興味深く読み進められた。 要点だけをさらっと舐めて全体感を理解したつもりになることはできる。 しかし、こうした経験を経た中間管理職の皆さんには、1度じっくり腰を据えて読みすすめることをお勧めする。おそらく、ご自身が用意した解決策と木村氏の解決策を比較してみることで、新たな気づきを得られるであろう。