世界の問題をどうにかしたい。そう考える人材の育成は大学の大切な役割。善悪や正義、幸福といった価値に関わる問題を他者と協働して考える能力が求められるなか学問の枠を超えて倫理学を学ぶための入門書。
第1章 功利主義・義務論・徳倫理学ーー倫理学の主要理論(岡本慎平)
第2章 道徳感情論ーーヒュームとスミスの倫理思想を学ぶ(林 誓雄)
第3章 社会契約論ーー何に同意するのが理にかなっているのか(中村隆文)
第4章 正義論ーー平等な自由は誰のものか(神島裕子)
第5章 ケアの倫理ーー〈そのものらしさ〉を受容する倫理(安井絢子)
第6章 フェミニスト倫理学ーー編み込まれたジェンダーをほどく(佐藤 靜)
第7章 現象学的倫理学ーー道徳経験を記述する(川崎唯史)
第8章 善き生・幸福ーー「善き人」への学び(濱岡 剛)
第9章 自 由ーー何のためにあるのか(米原 優)
第10章 自律と尊厳ーー自由でないという自由(辻麻衣子)
第11章 責 任ーー「責めを負いうる者」としての人間(齋藤宜之)
第12章 公 共ーーひとつの世界を共に生きる(橋爪大輝)
第13章 理 由ーー「道徳性」ではなく「規範性」から出発する(安倍里美)
第14章 倫理学と実証研究ーー倫理学は「何でもあり」か(鈴木 真)
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