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国内に1,330万人の患者がいるとされる新国民病「慢性腎臓病(CKD)」。慢性腎臓病とは、糖尿病性腎症や腎硬化症などの総称。悪化して末期腎不全に陥ると、人工透析や腎移植が必要になるばかりでなく、心筋梗塞や脳卒中のリスクも著しく高まることから、慢性腎臓病対策は喫緊の国民的課題となっている。 慢性腎臓病の治療では、かつては、運動後の一時的な尿たんぱくの増加を懸念して「安静第一」が常識とされてきた。しかし、「軽い運動」を行うと、1生活体力がつき、2心筋梗塞や脳卒中などの合併症を予防でき、3クレアチニン値が低下して腎機能を改善でき、4腎臓を長持ちさせて人工透析を先延ばしにできる、などの効果があることが国内外で多数報告され、現在では、腎臓病の患者さんのための運動療法「腎臓リハビリテーション」が急速に普及し、健康保険が適用されるまでになっている。 本書は、日本腎臓学会の評議員を務め東北大学大学院の教授でもある上月正博博士が、一般の患者にもわかりやすく、腎臓リハビリの各種の体操・運動のやり方を「1分体操」として詳細な図解とともに解説。運動療法の効果のしくみから、最新のエビデンス、実際に腎機能が改善した患者さんの症例、効果的な運動メニュー、行うさいの注意点までを網羅した完全ガイドブック。
レビュー(19件)
1分体操
といいつつ、いくつかメニューがあるのであれこれすると1分には収まりません笑 が、色々な例が出ていたので、飽きずにできるし、ある意味運動強度もばらけていたから、自分にもできる項目チョイスできるのはGOOD
腎臓についてためになる本でした。 勉強になりました。
予防の参考にと購入しました。無理なく出来るものが多く、継続出来たらと思います。
職場の検診で、腎機能の低下を指摘され、心配で購入しました。この本を参考に、工夫をしながら、腎機能の改善に努めてみたいと思ってます。
血液検査結果、若干腎臓関係に悪さが出ていたので、腎臓に関する本を検索、結果この本にたどりつきました。 本文はとてもわかりやすく、ストレッチのやり方もわかりやすく記述されていました。 継続して取り組みたいと思います。