ISO 9001/14001規格要求事項と審査の落とし穴からの脱出
長年、著者はISO内部監査の研修やISO規格要求事項の解釈の研修、第三者審査を行ってきました。それらの豊富な経験を通じ、受講者や受診組織の担当者から知り得た、疑問点や誤解している点、誤解しやすい点を拾い上げ、規格要求事項に沿って整理し直したのが本書です。特にQMSやEMSを実施・構築・維持している組織においての、ISOマネジメントシステムの無駄のない運用に寄与するのが目的です。
学術的に解釈をしようというものではなく、規格を使い慣れた人や慣れ始めた人に対して、自分流の解釈をしがちな“間違いやすいポイント”に対しての実践的な解説をしています。
筆者が研修や審査で聞いた受講者や受審組織の担当者からの直接的な現場の声が本書には取り入れられており、大変わかりやすい内容となっています。また、用語の定義や注記については、論理的根拠が明確に示し、理解しやすくなっており、勝手な解釈へとつながらないようになっています。
QMS・EMSを形式的なものや審査対応のためのものとするのではなく、ツールとして使いこなし、本質的な充実につなげる一助となる一冊です。
第1章 審査員と戦う法
第2章 品質目標・環境目標の取組みを根本から捉え直す
第3章 リスク及び機会への取組み…ISO 9001 での立ち位置[ISO 9001]
第4章 リスク及び機会への取組み…環境活動の指南役[ISO 14001]
第5章 文書化した情報とルールや手順の設定
第6章 人的資源…力量・認識と要員の育成
第7章 設計・開発として認められるもの[ISO 9001]
第8章 顧客満足とビジネスの面からの活用[ISO 9001]
第9章 ライフサイクルから切り込む環境活動[ISO 14001]
第10章 内部監査をもっと身近なものに
第11章 マネジメントレビュー…経営に即した現実的な姿に
第12章 是正処置の実効性のさらなる向上
第13章 概念を扱う各種要求事項の捉え方
第14章 マネジメントシステムをツールとして使いこなす
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