故郷プロヴァンスを舞台にした「スガンさんの山羊」「星」など24の掌篇から成るドーデー(1840-97)の出世作。中でも、のちに戯曲化された「アルルの女」は名高い。南フランス独特の自然と風物、洗練されたユーモアと詩情。悲喜こもごもの人生模様に向けられた作者の眼差しは、どこまでも繊細で優しい。(解説=有田英也)
序
居を構える
ボーケールの乗合馬車
コルニーユ親方の秘密
スガンさんの山羊
星
アルルの女
法王の騾馬
サンギネールの灯台
セミヤント号の最後
税関吏
キュキュニャンの司祭
老 人
散文の幻想詩(バラッド)
ビクシウの紙入れ
黄金(きん)の脳みそを持った男の話
詩人ミストラル
三つの読唱ミサ
蜜 柑
二軒の宿屋
ミリアナで
バッタ
ゴーシェー神父の保命酒
カマルグ紀行
兵舎なつかし
訳 注
訳者あとがき……………桜田 佐
解 説……………有田英也
ドーデー略年譜……………有田英也
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