動物のコトバとは? 精神のシステムとは? 世界を「情報=差異」が変換して巡る観念の回路として定式化。進化も文明も環境も心的な相のもとに一望し、人間─社会─生態系を包みこむ壮大なヴィジョンを提示する。下巻は進化論・情報理論・エコロジー篇。イルカのコミュニケーションの分析や、「有機体+環境」「柔軟性の経済」の概念など。
第四篇 生物学と進化論
生物学者と州教育委の無思考ぶり
進化における体細胞的変化の役割
クジラ目と他の哺乳動物のコミュニケーションの問題点
「ベイトソンのルール」再考
第四篇へのコメント
第五篇 認識論と生態学
サイバネティクスの説明法
冗長性とコード化
目的意識 対 自然
目的意識がヒトの適応に及ぼす作用
形式,実体,差異
第五篇へのコメント
第六篇 神のエコロジーの危機
ヴェルサイユからサイバネティクスへ
エピステモロジーの病理
環境危機の根にあるもの
都市文明のエコロジーと柔軟性
ベイトソンの歩み(3)--訳者
序文(一九九九)--メアリー・キャサリン・ベイトソン
グレゴリー・ベイトソン全書誌
索 引
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