警視庁の仲間を守りたい。
全身穴だらけの死体が上野で発見。原因不明。
安田怜の願いに立ちふさがるは、蒼ざめた馬の騎士。
異常な事件を処理する大人気警察シリーズ第六弾!
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上野恩賜公園で通報。全身六十一ヵ所に穴が空いた変屍体あり。
霊視の青年・安田怜と病に冒された少女・真理明が紡いだ絆は、
冷徹な異能処理班を変えつつあった。
だが、彼らの雪解けと裏腹に怪異事件は加速する。
穴あき屍体に続いて発見されたのは蒸し焼き屍体。
手がかりは、蒼馬に跨る異界の騎士。
だが、この怪異には、動機が存在しなかったーー。
レビュー(12件)
前回から大きな流れが見えてきたこともあり、それを追うことがメインになってしまったら嫌だなぁ、と思っていましたが、そんな懸念を吹き飛ばす勢いのある作品でした。物語として一冊で完結し、引っ張らないのもよいですね。期待以上の読み応えでした。 エピソードとしてはきっちりと落ちが付きつつ、大きな流れは次第に具体像を増しつつ盛り上がっています。来年の初夏に予告されている次巻が楽しみです。 それにしても作者の描く西洋系の悪魔は悪意の塊で本当に怖いです。臨場感と迫力があります。作品中のあるシーンでは「金髪碧眼(正確には菫色だったかな)の天使といったら、それル〇ファーだから! 気を付けて、安田君!」と心の中で叫んでしまいました。