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佐藤優氏が、論壇デビューを果たした2005年から書き綴ったプーチン論を、大幅に加筆・修正して、新たにウクライナ情勢を加筆した渾身のプーチン論を緊急出版。 なぜプーチンは、第三次世界大戦の導火線にもなりかねないウクライナへの侵攻を決断したのか。その理由を彼の行動だけでなく、思想から読み解かなければ、いまの国際情勢を正しく認識することはできない。 外務官僚時代、大統領となる前の若き日のプーチンに出会っていた著者だからこそ論及できる、プーチンの行動と思想。 第1章 死神ウラジーミル・プーチン 第2章 プーチン 独裁者への系譜 第3章 20年独裁政権構想 第4章 ユーラシア主義という思想 第5章 北方領土交渉 第6章 クリミア併合 第7章 ウクライナ侵攻
レビュー(21件)
ウクライナ頑張れだけでは、 解決できないこと明らか だから停戦が必要不可欠
現在、報道されているロシアとウクライナの戦いについてコメントすると共に、プーチンのことについて以前からの論考を集約させ、立体的に彼が考えていることを浮かび上がらせようとしている。 過去の作品と重なるところもあるが、とても興味をひく書籍と思います。
情報分析官として活躍してきたこの方しか プーチンの内在的論理を読める人はいない。
大学生の息子と読むのに購入。いつもラジオ番組でこの方の解説を聞いてましたが、ロシアのテレビを視聴されてたり世界経済や世界情勢をよくご存じで、見識が広く考え方も立派だなと思ってました。届くのが楽しみです!
侵略の野望がよくわかる
内容がすごくいい、読んで状況が手に取るようにわかる。侵略戦争を終わらせるヒントがある。 納得しました。