生物の科学 遺伝 2022年9月発行号(Vol.76-No.5)
特集:遺伝情報から見たイヌの世界 -進化・獣医療・社会との関わりまで
ヒトとの関わりが最も古い動物の一つであり、300以上の数多くの品種が生み出されてきたイヌ。
本特集では、その進化の過程や病気や性格といった様々な形質を考える上で重要な、イヌの遺伝情報を活用した最先端の研究を紹介する。
イヌの多様な進化から、その行動の多様性、それらを活用した先端的な獣医療への応用、さらに世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスとの関係にも迫る。
巻頭グラビア8頁は「遺伝情報の分析で明らかになるイヌの大きさ,毛色,病気」/「日本の人気犬種 Best20」。
生物・遺伝学や生き物関係者はもちろん、獣医学に興味のある方やペット関係の仕事の方、一般の犬好きの方も必読の1冊。
◎巻頭グラビア
遺伝情報の分析で明らかになるイヌの大きさ,毛色,病気(松本 悠貴(アニコム先進医療研究所株式会社))
日本の人気犬種Best20
◎特集:遺伝情報から見たイヌの世界 -進化・獣医療・社会との関わりまで
総論 イヌの遺伝学研究の最前線(松本 悠貴(アニコム先進医療研究所株式会社))
1.ゲノムから探るニホンオオカミと日本犬の歴史(寺井 洋平(総合研究大学院大学))
2.イヌの「性格」の遺伝的基盤 -人類の「最良の友」の行動形質はどのように進化してきたか?(今野 晃嗣(帝京科学大学)/村山 美穂(京都大学))
3. イヌのゲノム情報の獣医療への応用 -現在の状況と今後の課題・発展について(水上 圭二郎/桃沢 幸秀(理化学研究所))
4.イヌの病気や犬種の特徴をマウス実験から明らかにする(宮脇 慎吾(岐阜大学))
5.イヌにおける新型コロナウイルス感染症(水谷 哲也(東京農工大学))
◎連載
植物を集める!!
[第8回]コウヤマキからの連想(長田 敏行(東京大学名誉教授,法政大学名誉教授))
「高校新教科 理数」の学び方
[第5回]高校における探究活動との指導法(山下 雅文/藤浪 圭悟(広島大学附属福山中・高等学校))
高校生物・ワクワク宣言!!
ホタルイカの生態を漁獲量から解き明かせ -地域に根づいた研究(真野 佳余(富山県立富山中部高等学校))
実験観察の勘どころ
薄層クロマトによる植物色素の分離をもとに,みんなで考える授業を(井口 藍(埼玉県立川口北高等学校))
シゴト×セイブツ
[第9回]テレビアナウンサー×生物学 -動物好き生物好きから科学番組の道へ(プレゼンター:道上 達男(東京大学))
◎フォトコンテスト
生物科学学会連合「第三回 生きものの“つぶやき”フォトコンテスト」-審査結果⑷
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