「シリーズ 話し合い学をつくる」待望の第三巻。話し合いは合意形成のツールとして考えられがちだが、目的はそれだけなのだろうか。多領域からの研究・実践報告や議論を通して、あらためて話し合いの機能や可能性を考える。そして、人口減少や超高齢化社会を迎えるこれからの日本社会にとって、話し合いがどのように貢献ができるのかについても問い直す。
執筆者:佐藤徹、田中富雄、岡本能里子、服部圭子、中川雅道、杉岡秀紀、宗田勝也、佐野亘、森本郁代、香取一昭、野村恭彦、中村香苗、村田和代
序章 これからの話し合いを考えよう
村田和代
第1章
「〜さんが言ったように」から始まるケアリング
ー子どものための哲学の話し合いが生み出すもの
中川雅道
第2章
アクティブ・ラーニングにおける大学生の話し合いの特徴
ー意見や提案の連鎖の分析から
森本郁代
第3章
会話のネットワークが未来を創る
ーワールド・カフェの魅力と成功の条件
香取一昭
第4章
渋谷をつなげる30人
ークロスセクター対話による地域イノベーション
野村恭彦
第5章
未来思考の話し合いによる市民(住民)参加の可能性と地域創生
杉岡秀紀
第6章
無作為抽出方式による市民討議会の討議の実態を探る
佐藤 徹
第7章
議会における「議論の可能性」
ー三郷市自治基本条例を事例として
田中富雄
第8章
多文化社会における話し合い
ー言葉とまなざしをめぐって
宗田勝也
第9章
非母語話者との話し合い訓練を通した母語話者の気づき
ー「やさしい日本語」と「調整行動」の観点から
中村香苗
第10章
LINEによる話し合い
ー合意形成を志向する会話におけるスタンプの機能
岡本能里子・服部圭子
第11章
話し合いにおける3つの合理性
佐野 亘
執筆者紹介
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