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血塗られた浦登(うらど)家の系譜を受け継ぐ者は誰? 漆黒の館を包み込むのは断罪の炎か。逆転に次ぐ逆転の果て、とうとう事件の真相は明らかになったかに見えたが……。空前の本格&幻想(ゴシック)ミステリ巨編2600枚、ここに堂々の完結! しかし、館は構築され続けなければならぬ。主人公は罠に満ちた館を訪れ、悲劇を体験しなければならぬ。高すぎる代償を払ったのち、いくばくかの真実を手に入れ、館を訪れる前とは異なる人間となって館を去らなければならぬ。 これは何かと似ていないだろうか? --恩田陸<文庫版第4巻巻末に収録の「特別寄稿 暗黒館の諸相」より抜粋>
レビュー(204件)
4冊目
館シリーズを初めから読んでいる方は特に重要な内容となっているのでは?という感想でした 暗闇館は今までとは違う要素もあり楽しめました 今回もどんな館なんだろうと読みながらイメージの舞台が浮かんでくるようで本当に不思議でいつも綾辻さんワールドにのめり込んでしまいます
長かったー。読み終わると達成感があります。面白かったです。
最後まで惑わされた暗黒館
もはやミステリー小説というよりも、館シリーズのファンブックと言った方が良いだろう。綾辻さんが描きたかった世界に読者は招待され、どっぷりと浸かるのだ。昭和の匂い満載だな〜と思っていたら、やはり昭和の時代であり、今までわからなかった謎の視点が朗らかになり、スッキリと終われた。
長過ぎる…というのが、読み終わっての第一の感想。 終わりも??これでっていう感じ。 前置きが長過ぎる気がしました。 十角館の殺人事件が面白かったので、こちらも読んでみましたが、少々期待はずれでした。
うーん、長かったですね。 でも楽しめました。