保守的・旧時代的な労働環境が今なお根づく日本のビジネスシーンは、人材流動の活性化による変化を切実に必要としている。
似たり寄ったりのモノを再生産し、横並びの発言ばかりの会議を続け、上下関係に不必要に厳しく、男女格差はいまだ無くならず、能力と効率と挑戦よりも威厳と慣習と妥協を重んじるーーそんな内向きな企業の体質は、遅々としてグローバル化の進まない日本社会を反映しているかのようだ。
ならばビジネスシーンの変革は経済のみならず、積極性を養わない教育、権威主義的な医療体制、国際順位の低迷が続く英語力と幸福度ランキングといった社会全体の問題に対する一つの「アンサー」たり得ることは間違いない。
本書ではアメリカ・ドイツ・フィンランド・日本の4か国で会社を益転させ、また現在は技術英文翻訳教官を務めるビジネスと英語のエキスパートが諸外国文化との比較から日本のグローバル化を考える。
まえがき
はじめに
第一章 日米、日欧の流儀の違いと普及
第二章 日本の大問題を日米文化の違いで考える
第三章 日本の教育制度の大問題
第四章 日本の医療体制の大きな問題
第五章 なぜフィンランドは世界幸福度ランキングで7年連続世界一で、日本は51位と低いのか。
第六章 日本人はなぜ英語が下手なのか
第七章 少子化対策
第八章 米国流でも真似てはいけないこと
第九章 まとめとして、日本の大問題への提言
あとがき
◆ 別添:日本語の中に溶け込んだ英語の例
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