連続テレビ時代劇が消えようとしている。テレビドラマすら危ない、いやテレビそのものがその役割を終えようとしているのかもしれない。生まれながらにしてテレビが茶の間にあり、その全盛時代とともに育ってきた世代の一人として、何か書き残したいと思ったのである。「時代劇見取乱(みしゅらん)」などとガイド本のような副題を付けてしまったが、この本は完全なるガイド本や記録集ではない。記載されているものを見て、眠っていた記憶を呼び覚ましてもらえば嬉しく、その作品のみならず、その頃の思い出に浸ってひとときを過ごしてみるのも一興という程度である。よって、気楽に眺めてもらうことを目標とした本である。
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