たとえば過蓋咬合の人は、歯を喪失しやすく、入れ歯が合いにくい状態になりがちです。このように、不正咬合を治療すべき理由は、実は一般歯科の先生ほうが理解できる環境にあります。
そのため私は、一般歯科医もある程度の矯正治療ができる「二刀流」になってほしいと願い、矯正治療のセミナーを開催しています。そして今回、本書を執筆しました。
本書では、次の2つに重点を置いています。
・一般歯科医が矯正治療を始めるとき、何から取り組むべきか。
・矯正治療の初心者がステップアップしていく方法。
症例によって治療方針はさまざまで、例外も存在します。ですが、症例を絞り込むことで、一定のルールに沿った治療が可能になります。初めて矯正治療を行う先生にとって、リスクが小さく、やりやすい方法としてまとめました。
はじめに
第1章 矯正との二刀流に取り組むべき6つのメリット
第2章 ベテラン歯科医師にもある、矯正や二刀流への大誤解
第3章 小児矯正の基礎知識
第4章 小児矯正の症例別対処法(過蓋咬合から叢生まで)
第5章 アングル1級非抜歯症例を正しく診断・治療する方法
第6章 自信のない初心者を脱出! 6つのステップアップ方法
あとがき
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