毒疫に覆われた帝国・剋の後宮食医となった慧玲。毒に侵された貴妃達を見事に治療し信頼を得ていくなか、謎めいた風水師・鴆の導きで、先帝であった父の不審な死の真相を探っていた。
先帝の廃姫と現帝の風水師。敵か味方かも知れない危うい関係にありながら、やがて二人は強く惹かれ合いーーだが、父の死への現帝の関与が浮上し、仮初の安寧は消え去る。
禁じられた毒の存在に辿りついたその時、ついに現帝が毒疫に倒れーー。使命か復讐か。揺れる慧玲に更なる悲劇が迫る。
発売即重版&早くもコミカライズが決定!大注目の、毒香る中華後宮ファンタジー。
◆◆◆登場人物◆◆◆
【慧玲(フェイリン)】
暴虐を尽くした先帝の廃姫であり、毒を熟知する白澤一族の叡智を受け継ぐ最後の末裔。助命と引き換えに、皇帝から毒疫の治療を命じられる。
【鴆(ヂェン)】
怪しげな翳をもつ美貌の青年。宮廷で活躍する風水師だが、その正体は毒を操る暗殺者。毒の効かない慧玲を気に入り、なにかと揺さぶりをかけてくる。
第四章 徒桜と可樂
第五章 毒狼と黄金飴
第六章 天衝く角の帝と佛跳牆
レビュー(6件)
・今巻で終わっても、一応決着はついている感じはする。ただ、首謀者たる皇后が食えぬ。そのため、宙ぶらりんな感じもする。 ・「中華後宮」「毒」「薬膳」という、最近の中華風ファンタジーではおなじみのキーワードではある。ただし、同じキーワードの他の作品とは、きちんと別の味付けになっている。 ・チョコレート、コーラなど、わりと「現代的」な飲食物が出てくる。世界観を考えると、もっと説得力がある登場のさせ方をしてほしかった。
2巻、さっそく読みました。 色々と明らかになっていくなかで、それぞれの葛藤とか、立場を超えて寄り添う姿とか、最後ある意味大団円だけどラスボス残ってるし、と続巻を希望します。 1巻と変わらず、薬(食事?)はおいしそうだし、情景も美しく目に浮かぶし、面白かったです。 唯一投稿したくなる作家さんです。