文庫版 絡新婦の理
発売日
: 2002年09月
著者／編集
: 京極 夏彦
出版社
: 講談社
価格
: 1,870
ISBN
: 9784062735353
- 321
- 4.44
理に巣喰うは最強の敵ーー。 京極堂、桜の森に佇（た）つ。 当然、僕の動きも読み込まれているのだろうなーー2つの事件は京極堂をしてかく言わしめた。 房総の富豪、織作（おりさく）家創設の女学校に拠（よ）る美貌の堕天使と、血塗られた鑿（のみ）をふるう目潰し魔。連続殺人は八方に張り巡らせた蜘蛛の巣となって刑事・木場らを眩惑し、搦め捕る。中心に陣取るのは誰か？シリーズ第5弾。
レビュー(321件)
京極ワールド満載のなかなか読み応えがあるシリーズです。
辞書みたい
出版順に読んでますが、だんだんぶ厚くなっていますね。
京極シリーズを読み続けているので
小説サイズにしては、本がとっても分厚く重いです。 旦那の2度目の活躍。 顔・体に似合わない繊細さが良く出ていて良かったです。
大好きな京極堂シリーズ！
とにかく分厚いので、送料無料で自宅に 届けてもらえるのは嬉しいですね（*^-^*） 現在出ている京極堂シリーズを全部読んで 思いますが、私はこれが一番好きです。
京極にはまる
これまたあつーい本で、姑獲鳥の夏から京極夏彦のシリーズは読んでいますが、シリーズが進むほど厚さが増してくる。で、これまた面白さも増してくるというものです。まだ、3分の一ほどしか読んでいませんが、完全にはまっています。今回は、戦後の女性の自立が絡んでいるよう。京極夏彦のよみは深いものがあるのでこの先が楽しみです。