20世紀世界文学の翻訳から得た方法的意識をもとに、近代日本の自然主義文学、戦後文学の枠を超え、つねに現代小説の最先端を切り開いた作家の、衝撃力を発揮した、初期から晩年までの作品をたどる。本書は長年、古井文学を探求した著者による本格的作家論であり、1989年・2015年の2回にわたる古井由吉との対談を併録している。
第1章 作家の誕生
第2章 文体の脱構築へ
第3章 黙示としての文学
第4章 預言者としての小説家
[古井由吉×富岡幸一郎 対談2篇]
フィクションらしくないところから嘘をついてみようか
しぶとく生き残った末裔として
古井由吉 略年譜
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