鮮やかな色合いと独特のフォルムで老若男女から人気の野鳥カワセミ。「清流の鳥」というイメージが強く、戦後の公害や水質汚染で東京から姿を消していたが、近年では23区部で子育てしているという。しかも暮らすのは東京屈指の高級住宅街の数々──。カワセミは世界屈指の人工都市トーキョーにどう適応し増えているのか? カギは、ヒトもカワセミも大好きな地形「小流域源流」。“青い鳥”が住む街は、なぜ人間も暮らしやすいのか。ベストセラー『国道16号線』著者による新たな都市論。
★電子書籍版では、多数収録したカワセミの写真をオールカラーで楽しめます。
まえがき
第1章 ようこそ、カワセミ都市トーキョーへ
第2章 カワセミとはどんな鳥か
第3章 東京カワセミ日記──カワセミを知れば、東京の地理と歴史が見える
第4章 「新しい野生」の一部としての「東京のカワセミ」──餌は外来生物 巣はコンクリート水抜き穴
第5章 カワセミが住む街はなぜ「高級住宅街」なのか──「古い野生」が潜む場所
第6章 「新しい野生」と「古い野生」がつながる──カワセミ都市トーキョーあとがき
参考文献
レビュー(0件)