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ひと目でわかるイラスト図解 《講談社 健康ライブラリーイラスト版》 【学校生活でのアドバイスと注意点が満載】 アスペルガー症候群の子の多くが学校生活に強いストレスを感じている。 本書では科目ごとの教え方のポイントから係や当番の対応、気になる進学のことまで、学校生活の様々なシーンでのアドバイスと注意点を紹介。 教育現場で役立つ必読書。 (まえがきより) 本当の意味で支援をするためには、子ども一人ひとりの特性と、彼らの気持ちを理解する必要があります。同じアスペルガー症候群の子でも、行動様式は一人ひとり違います。型通りの支援では、彼らの悩みに対応しきれないのです。 本書には、子どもたちが学校生活のなかでどのような点に困難を感じているのか、そして、どう対処していけばよいのかということを解説してあります。(中略) だれにも相談できず、不安な人こそ、本書を読んでほしいと思います。相談する前に、いますぐできることがあるのです。子どもの行動をよくみて、その子の本当の気持ちによりそうように対応することです。子どもを理解すること、すべてはそこからはじまります。そのために本書が役立てば、大変うれしく思います。(佐々木正美) 【本書のおもなポイント】 ●他人の気持ちが想像できないアスペルガーの子ども。ケンカを減らして、友達を増やすには ●発達障害のことをクラス全員に伝える方法 ●TEACCHを教育現場にとり入れるーー国語・社会・算数・英語など科目別アドバイス ●授業での対応の差が、劣等感につながらないように注意 ●一人ひとりにあった一日のスケジュールの立て方と教え方 ●給食・掃除の時間を守ってもらうには ●受験勉強や高校、大学への進学はできるのか 【本書の構成】 第1章 アスペルガー症候群の子の学校生活 第2章 ケンカを減らして、友達を増やすには 第3章 イラスト要素で授業の理解力アップ 第4章 係・当番・部活動のトラブル予防法 第5章 現実的に、進学はできるのか
レビュー(19件)
中のイラストのセンスも良く、子どもと一緒にも読めそうでした。 読みやすく、買って良かったです。ネットで検索する前に読んでおくとより良いかもしれません。
自分の子が「アスペルガー症候群」と言われ、「通級」という学校外の学習ををすることになり、学校の先生と、面接する時にお渡ししました。自分も知らない言葉だったので、お渡ししましたが、先生はご存知でした。 だからすみませんが、中はサ~ッとしか見ていませんが、微妙に自分の子どもとは、症状が違うので、当てはまる項目を注意して読めば良いのだと思います。
3歳のアスペルガーの息子がいます。 半年程前にアスペルガーと診断され市の支援センターに通っていますが、そこでこの本の著者の佐々木正美先生の本を勧められました。 アスペルガーがどういうものかはネットでも調べられますが、その子の育て方やヒントは分からないものです。 こちらは学校編ですが、家庭編と一緒に購入しました。 この春幼稚園に入ったばかりなので学校編はまだ早いのですが、先々役に立つことなので今から読んで勉強します。 学校の先生で知識がない場合はこの本を渡して読んでもらうのも良さそうですね。 悩んでいる人にも、全く知識がない人にも、ぜひ読んでもらいたいです。
わかりやすい本でした
自分の子は将来大丈夫なのかと不安にはなりました。
学校の先生へ
担任の理解を得られないので この本を渡して読んでもらいました。 必ずしもすべてが当てはまる訳ではありませんが、 何かしらのヒントになったようで担任に渡して良かったと思います。 親が読んでも参考になる部分がたくさんありました。