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この島の別れの言葉は「行ってきます」。きっと「おかえり」が待っているから。 瀬戸内海に浮かぶ島、冴島。朱里、衣花、源樹、新の四人は島の唯一の同級生。フェリーで本土の高校に通う彼らは卒業と同時に島を出る。ある日、四人は冴島に「幻の脚本」を探しにきたという見知らぬ青年に声をかけられる。淡い恋と友情、大人たちの覚悟。旅立ちの日はもうすぐ。別れるときは笑顔でいよう。 17歳。卒業までは一緒にいよう。 この島の別れの言葉は「行ってきます」。 きっと「おかえり」が待っているから。 瀬戸内海に浮かぶ島、冴島。朱里、衣花、源樹、新の四人は島の唯一の同級生。フェリーで本土の高校に通う彼らは卒業と同時に島を出る。ある日、四人は冴島に「幻の脚本」を探しにきたという見知らぬ青年に声をかけられる。淡い恋と友情、大人たちの覚悟。旅立ちの日はもうすぐ。別れるときは笑顔でいよう。 大人も子供も一生青春宣言!辻村深月の新たな代表作。 I II III IV
レビュー(393件)
p401の衣花が朱里に言ったセリフで,50のおっさん泣きました。
娘の読書用に購入。 同年代よりちょっと上の内容にはなりますが、楽しく読んでくれてます。
子供の学校の必読図書の為購入。コロナで休みの為、本1冊すぐ読み終わってしまうのでまとめて複数冊購入。 すぐ発送してくださるので助かります。
島は、ぼくらとです。
「島は、ぼくらと」です。面白そうですそのうち読みます
島の現実が。
瀬戸内海はまだ本土と近い。南大東島などは沖縄まで飛行機でも1時間はかかる。五島列島の小値賀島に4回行ったが、ここもかなり不便だ。しかし島の人たちがそうかんじていないのがいい。この本の舞台も高校へ通うのに、いちいち船に乗らねばならない。高校生の生き様やIターンの人たちを交えた葛藤が伝わってくる。都会に暮らした私にはどこまでしんどいのか分からない。Iターンをするにしては歳がいきすぎてしまったし。まだるっこしいが日本の現実の一つであることは確かだ。