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元弘3年は、また正慶2年でもあった。敵味方によって年号が違うのも異常なら、後醍醐帝が隠岐に配流という現実も、尋常の世とはいえない。眇たる小島は風濤激化、俄然、政争の焦点となった。不死鳥の如き楠木正成は、またも天嶮の千早城に拠って、5万の軍勢を金縛りに悩ましつづけている。一方、去就を注目される足利高氏は、一族4千騎を率いて、不気味な西上を開始する。 不死鳥の如き正成は天嶮の千早城に拠った! 五万の敵勢を金縛りに悩ましつづけるが、一方、北朝側か幕府側か、去就を注目される足利高氏は、幕府の意向を無視して一族四千騎、不気味な西上を開始する……。 ■八荒帖 柳営日譜 高ノ師直 隠岐の島守 一穂の灯 小宰相 阿野廉子 破 島 名和長年 船上山 八荒の旗 博多日記 忍の不死身 ■千早帖 勝負の壇 不壊金剛 吐雲斎 弱い者たち 釘 難 題 矢作ノ陣 藤蔭秘事 不破やぶり こぼれ針 夜叉と男
レビュー(13件)
主人用♪
☆★☆いずれ読むときがくるので、購入しました☆★☆
吉川英治の世界
吉川英治の太平記の世界 読みやすく引き込まれます
ボケ防止
あらすじを見た限り、あまり期待してなかったが、かえって、結構面白い。