本書では、企業が障碍者雇用を通じて持続的成長を遂げていくための要因を一般化し、
再現性を高めることを目的としている。
経営学における「活用」と「探索」概念から、
「障碍者雇用を通じて事業構築を遂げる企業はどのように事業の『活用』と『探索』を行い、
かつ両者の両立を図っているのか」というリサーチ・クエスチョンを構築し、
それに応えるべく、情報学領域からアーキテクチャ概念、紐帯概念とメタ認知的言語化概念、
現象学領域から間身体性概念を用い、先行研究レビューから構築した仮説を、
事例におけるインタビューデータなどをもとに検証、考察する5つの研究アプローチを実施した。
第1章 障碍者雇用と企業の持続的成長を考える視座
第2章 知的障碍者活躍現場の工程アーキテクチャ
第3章 知的障碍者活躍現場の身体知移転プロセス
第4章 紐帯活用とアーキテクチャ・ダイナミクス
第5章 紐帯形成誘因としてのソーシャルインパクト情報
第6章 事業における分化誘因としてのソーシャルインパクト情報
第7章 考察ー成長を遂げる企業の仕組み
第8章 結論ー多様な人材を雇用する企業の持続的成長に向けて
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