古典『新しい学』の実質上の第一稿──普遍はいかにして成立したのか。
ローマ法の具体的な展開過程に即して文献学の改革を志向した
バロック人ヴィーコ、その『新しい学』の祖型が示されている。
中世と近代との吃水域で育まれた思考、それは骨太な論理と豊かな情念に
富み、近代の土台と骨組みとを逆照射してくれる。転換期に新しく登場した
現実と量りあうことのできる知の多元性とダイナミズムとを模索した記録。
もう一つの近代へ。
プロローグ 上村忠男
『普遍法の梗概』
普遍法
著作の序言
第一巻 普遍法の単一の原理と単一の目的
第二巻 法律家の一貫性
第一部 哲学の一貫性
第二部 文献学の一貫性
エピローグ 上村忠男
補論 上村忠男
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