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妖怪アパートとともにあった夕士(ゆうし)の高校生活も、残すところ数ヵ月。あとは志望校に合格しさえすればーー。ところが、長谷(はせ)の祖父が死に、姉貴まで奇妙な病にかかったことを不審に思った夕士は、密かにフールを呼び出す。これは一体、何の予兆なのか。ヒトと妖怪が繰り広げる愉快で幽雅な物語、ここに堂々完結!(講談社文庫) 妖怪アパートとともにあった夕士(ゆうし)の高校生活も、残すところ数ヵ月。あとは志望校に合格しさえすればーーところが。長谷(はせ)の祖父が死に、姉貴まで奇妙な病にかかったことを不審に思った夕士は、密かにフールを呼び出す。これは一体、何の予兆なのか。ヒトと妖怪が繰り広げる愉快で幽雅な物語、ここに堂々完結! 黒南風 鬼が、今夜も来る 恭造 潜水 闇の底で たかが永遠だ、たいしたことじゃない いつか夢に見た長い道 君は、夢の海を征く舟に乗る そして、また桜は咲く 物語を終えて
レビュー(75件)
妖怪アパートの幽雅な日常10
香月日輪さんの小説は面白い。子供向けの小説ではないですね❗ 空想の中に人の生き方を問うすごい小説だと思います。
大人も楽しめる
以前、本好きの友人に教えてもらってから数年後、本屋で番外編を見つけ、番外編と1巻を購入し、あまりにも面白かったので、その後、大人買いしました。個性のあるキャラクターに囲まれる主人公の非日常な「幽雅な日常」が、笑いと涙とハラハラと癒しと奇想天外波乱万丈に綴られています。作者さんはお亡くなりになったと聞いて残念でなりませんが、他の作品も気になります。 アニメ絵のカバーの内側に隠れているカバーの雰囲気が良く、個人的に内容にしっくりと合いとても素敵だと思います。
全10巻 ラスト(T_T)
中1の時に 事故で両親を亡くした夕士は叔父の家で暮らしていたが、高校入学を機に 寮で暮らす事になった。ところが 寮が火事で全焼してしまい、ひょんな事から「寿荘」に入居することに・・しか~し!!そのアパートは「妖怪アパート」だった!! 高校生活を通して いろいろな人と出会い、アパートの住人にも助けられ・・しかも修行を する事にもなって・・夕士は困難に出会っても 決して諦めることなく 心身共に成長していく・・・ 話の展開や 人物設定が面白く 寮の賄いをしている るり子さんの料理からも 目が離せません 高位の霊能力者から 送られた「君の人生は長く、果てしなく広い。肩の力を抜いていこう」という言葉が、夕士の拠り所♪ この巻で 物語は終了ですが、高校卒業10年後の夕士が登場~ ★ 世界は無限 可能性も無限 俺のいる場所が「約束の場所」かどうかは わからない だから俺は これからも歩き続けるだろう。前を向いて★ と、物語は結ばれています -*-*-*-*- この本の作者 香月日輪(こうずき ひのわ)さんは 残念な事に 昨年 亡くなってしまいましたが、素敵な お話を 沢山 残されました この本は さらっと読めちゃうのに とても惹き付けられる お話です 9巻・10巻は 可愛いコミック版の 幅広の帯が付いていました(*^_^*)
今回は
前回の9巻は3週間経ってから届いてびっくりしましたが、今回は無事にすぐ着きました。やっぱり配送会社の怠慢だったんですね。 相変わらずほのぼのな内容かと思いきや、やっぱり最終巻なだけに寂しかったです。 番外編買わなくちゃ。
なんと、、、
毎巻出るのを楽しみにしていたのですが、この10巻でラストの様です、、。 ショック。 もっと読んでいたかったです。 文庫版・続編が出るのを楽しみに待つことにします。