ヒジリ8875

空気が変わった

１作目では、年齢以上に幼かった落語好きの「私」を取り巻く空気が、「私」をいやがおうにも大人や女性としての階段を上らせていたのが興味深かった。この「夜の蝉」は、推理小説としては勿論、推理しなくても読み物としての読み応えが十二分にある。これからも続くシリーズで「私」がどう成長してゆくのかを楽しみたいと思う。

みかん0981

日常のちょっとした不思議や疑問が、こんなに興味深い推理小説になるんだなぁと思いました。読み終えた後に、清々しさと、この本に出会えた嬉しさでいっぱいになります。おすすめのシリーズです。

mogmog8063

「円紫さんと私」シリーズ第2弾短編集です。「私」の友人の高岡正子と庄司江美、｢私｣の姉の関わる作品が収録されているので、「空とぶ馬」から読むのがよいと思います。私が日常で経験した謎を円紫さんが鮮やかに解くスタイルは「空とぶ馬」と同じです。爽やかでホッとする読後感がいいですね。

hamutan

シリーズ第二作品集。「円紫さん」と「私」のコンビにすっかりはまってしまいました。

晴れ、時々楽

前作「空飛ぶ馬」に引き続き、「夜の蝉」を読みました。 やはり和みます。でも、皆賢いなぁと思いました。 深いです。