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岡田彰布は決して先には仕掛けない。彼は作戦において、常に相手の狙いを知ってから、それを上回る策を講じ、勝利を積み重ねてきた。それは最悪の展開を常に想定して、「完璧な準備」をしているからできること。スポーツ紙の片隅にある一人の選手の負傷記事から相手の意外な先発を察知し、裏の裏をかく。チームの結束を保つために、勝手な振る舞いをした不動の四番打者を開幕直前にスタメンからはずす。デビュー戦で自信をつけさせるために、新人投手は相手のローテーションの谷間にぶつける。かつて阪神を優勝に導いた名将の極意。
レビュー(15件)
阪神、オリックスファンではありませんでしたが岡田監督の書籍を読むのが好きで購入しました! 知らなかったエピソードもあり、購入して良かったです。
オリックスファンのパパにプレゼントです! とても読み応えがあるBsファン必見の内容・・・だそうです(*⌒ー⌒*)
この手の本はすごく読みやすくて大好きです。 タイトルが面白いな、と思って読み始めましたが、 監督としての岡田さんを見る目が変わりました。 …アンチ阪神なので、オリファンとして 最初はオリの監督就任、歓迎できなかったんです。 多くを語らない監督のこの1冊を読んで 他の岡田さんの本も読んでみたくなりました。
岡田監督の采配に対する考えがよくわかる一冊です。