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ヴァイキング達が跋扈する11世紀北欧を舞台にトルフィンが本当の戦士を目指す物語。父親の仇を討つために過ごした幼少期、奴隷として農場で過ごした青年期を経てトルフィンはヴィンランドへの渡航を本格的に模索するようになる。北海最強の武力集団・ヨーム戦士団の居城・ヨムスボルグを中心にバルト海が戦火に包まれたヨーム継承戦争にまきこまれたトルフィンだが、辛くも戦争を生き抜いた。東ローマ帝国への交易で莫大な資金を調達したトルフィン達一行はアイスランドに帰郷。故郷のアイスランドで結婚式を挙げたトルフィンとグズリーズはヴィンランド移住計画の賛同者を募る。そして、ついに約束の地・ヴィンランドへ辿り着く。ヴィンランド開拓を進めるトルフィン達の前に、先住民族のウーヌゥ人が現れ、動揺するアルネイズ村の一行。ウーヌゥ人と友好を望むトルフィンだが、イーヴァルなど一部の人間はウーヌゥ人との交流に懐疑的。しかも、イーヴァルは禁止されている「剣」を持ち込んでいた。一方、ウーヌゥ人の長老ミスグェゲブージュは「儀式」を行い、トルフィンらノウド人がもたらす破滅の未来を予知する。そんな中、グズリーズの妊娠が発覚、そしてついに、ヒルドは憎しみを解放し、トルフィンを赦すことを決意する。大いなる希望と一抹の不安を宿し、ヴィンランドの麦は燦然と輝く。
レビュー(13件)
なかなか進みませんね(笑) 完結前にこっちが死んでしまいそう
一難去ってまた一難。暗雲が立ち込めてきました…。史実通りの展開になるとして、どういった落としどころになるのか、非常に興味深いです。
ヴィンランド開拓を進めるトルフィン達の前に、 先住民族のウーヌゥ人が現れる。 交流の先には何があるのか。必見です。
ようやく
トルフィンが結婚して幸せになるのは心底嬉しかったが、なんか妙にキラキラした目のお喋り商人になってしまい これまでのキャラクターとの差違もありコレジャナイ感が凄かった最近のヴィンサガ。ただようやくヴィンランド編も動き出し 今のトルフィンがどう動くのか、どう落とし所を見つけるのか、いよいよ気になる展開になってきた。
また 1年待つのかと思うと
手元に届き集中して一気に読みました。 一年待った27巻を、瞬く間に読み終えてしまいました おおよそ1年に一巻発売されるヴィンランドサガ… 28巻の発売を また 1年待つのかと思うと 切ないのォォォ~