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災害時、ペットと生きのびるためにしておくこと 防災に関する書籍は多く出版されていますが、「ペットと防災」に関する類書はほとんどありません。 今後南海トラフ大地震の発生も予想され、今や日本全国安全な場所はありません。過去の地震で、避難所はペットの受け入れ体制は万全でなく、飼い主とはなればなれになった事例も多くありました。 ペット同行可能だったとしても動物の鳴き声、におい、アレルギーなどでトラブルが相次ぎました。そんな状況を避けるため、飼い主が普段からしておかなければならないこと、心構え、飼い主自身が助かるための発災時の状況別行動パターンや、様々な避難方法、パニック猫の起こりやすい症状とその対処法を具体的に解説。再建に向けてペットとどう歩んでいったらよいかまでを、体験者の声を交えて提案します。さらに行政の取り組みを取材、多角的に災害時の対処法を示します。 監修は熊本地震を体験した徳田竜之介獣医師。災害に備え、マグニチュード9にも耐える動物病院を建設し、発災直後からペット同伴避難所として病院を開放、ペットの同伴避難を訴え続け、環境省のガイドライン作りにも協力しています。自身の経験を踏まえ、災害とどう向き合うべきかを総合的に監修いただきます。 1部「もしもに備える」・ねこの防災「かきくけこ」・体験談 2部「実際に被災したら」・あらゆる災害に備える・パニック猫の行動パターンとその対処法・被災時の状況別対応(3パターン)・被災時猫とはぐれてしまったら・災害時応急措置・避難生活(4パターン)・復興に向けて・わたしたちにできること・行政の取り組み・体験談 3部「熊本地震を経験して」・ドキュメント竜之介病院の1か月・うちのコ情報・チェックリスト
レビュー(10件)
災害に備えて
カラー写真も入った視覚的にも読みやすい本だと思います。どのようなものが必要か災害時の猫の行動バターンや、災害が起こった時のシミレーション等流れを追って広く浅く記載されていると思います。 ただ、もう1冊同時購入した「猫と一緒に生きる防災BOOK」の方が、同じ価格ですが内容が濃く良かったです。
わざわざ購入しなくてもいいかも。
災害が頻発した今年一年を振り返りつつ、動物と非難する難しさがマスコミなどでも取り上げられてきたので、気になって購入してみました。 取り立てて買って読むほどの内容でもなく、ネットの情報と大差ない感じでした。
災害&避難に備えて
A4100ページの猫防災の本。 3.11を視察された徳田先生が「同行避難」の現実を目の当たりにし、「同伴避難所=避難所でペットと同じスペースで過ごすこと」を開設された経緯や、家族の一員から社会の一員としての、猫の防災「かきくけこ」など、猫を守れるのは(家族である)あなただけ!と、日頃の備えてなどを分かり易く説明してくれています。 また、被災された方々のリアルなお話も多く参考になると同時に考えさせられます。 因みに先生の病院は熊本市内にあり熊本地震の際、1ヶ月間で延べ1,500人の飼い主さんとペットがこちらの病院で「同伴避難」されたそうです。 この様な施設が日本全国に整備されると良いですね。
備えるために
今回の地震で普段の対策が甘いことを痛感ました。こちらの本を参考に猫と一緒に過ごすための準備をしたいと思います!
ネコと暮らす姉にプレゼントするために購入しました。避難方法以外にも、実際の地震被災者の話や獣医師の話などが書かれていて、いざという時に大切なペットの命を守るための知識や知恵を得ることが出来ました。ただ、本のサイズがもう少し小さければ扱いやすいように思いました。