言葉を生み出すダイナミックな力ーー〈筆蝕〉という概念を駆使し、書くことの深みに鋭く切りこんだ普遍的かつ核心的な書字論。当世の電子書字機械で入力される文章の氾濫の中で進行する国語と文学の退廃を撃つ![解説 古田 亮・加藤堆繫]
序 誰も文字など書いていない
はじめに
1 書は、誰にでもわかるもの?
2 言葉と人間
3 「書く」ことの誕生
4 「筆蝕」としての書
5 「表現」としての書
6 日本の書
筆蝕の構造ーー書くことの現象学
序 書くという行為の坩堝へ
一 書くことと話すこと
二 筆 蝕
三 〈筆蝕〉と文学
四 スタイル
付 録 書くことの深みーー筆蝕の構造
書 くーー言葉・文字・書
諸 言 言葉・文字・書
一 「書」はどう見ればよいか
二 「書」とは書くことである
三 「筆蝕」が生み出すもの
四 「筆」とは何をするものか
五 「触」の意味するもの
六 「蝕」の可能性
七 「触」と「蝕」はどうつながっているのか
八 点画の根源と拡がり
九 点画はこう結合している
十 「部首」の形と意味
十一 「文字」が表現するもの
十二 「文字」から「文学」へ
結 語 書は文学である
「書く」ということ
第一部 文学は書字の運動である
第二部 ペンとナイフ、書くことと刺すこと
第三部 ギリシア・印刷・キリスト教
縦に書け!--横書きが日本人を壊す
はじめに
第一章 言葉が力を失った社会
第二章 「日本」とは「日本語」のことである
第三章 「縦書き」こそが精神を救う
【付録】1平仮名の字源
2片仮名の字源
3筆順をまちがえやすい漢字
凡 例
解 題
解 説 近代美術史における書と絵画(古田 亮)
『筆蝕の構造』を読む(加藤堆繫)
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