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虫歯のヒミツ、知りたくない? 「むしばいっか」はお父さんとお母さん、お兄ちゃんと妹の4人家族。でも、いっかは「はみがき」のせいで食べものがなく、毎日お腹を空かせていました。お父さんは、家族の命を守るため、引越しを決意するのですが……!? 子どもなら誰もが気になる、「虫歯ってどうしてできるの?」という疑問をユーモアたっぷりに描いた絵本です。 ・作/にしもとやすこさんからのメッセージ 子供のころ、歯医者さんに連れていかれると恐ろしくて、泣き叫んでいたのを覚えています! (その声はどこまでも響き渡り、母は恥ずかしかったそうです) 虫歯なんかにならないように、歯は大事にしないといけませんね。 だけど、虫歯菌の方も生きるために必死です。 おいしいものを食べたあとは、キレイに“はみがき”しないと勝手にぞろぞろ引越してきて「虫歯菌の家」にされちゃうかも……!? この絵本を読んだら、きっと歯みがきしたくなるような楽しい絵本になりました。 ぜひ見てください。 ・担当者のうちあけ話 絵本の編集部に配属され、講談社の絵本をとにかくたくさん読んでいたとき、「面白いなあ」と思ったのが、にしもとさんの前作である『たこやきかぞく』でした。幸運にも担当させていただくことになり、前任の(ス)さんから引き継いだのが、この『むしばいっかのおひっこし』のラフだったのです。そこはかとなくユーモラス且つ前向きな「むしばいっか」の甘~い生活に魅了され、N部長に企画を出してから早9ヶ月。経験のない新入社員で、にしもとさんには色々ご迷惑をおかけしたと思いますが、ようやく読者の皆さんにお届けできることになりました。 虫歯と歯みがきのかかわりを楽しく伝えられる絵本になったと思いますので、歯みがきが嫌いなお子さんや甘いものが大好きなお子さんに、ぜひ読み聞かせしてみて下さい! (弓引き童子)
レビュー(42件)
展開が面白かったのか、3歳の子が「むしばさん」と言いながら、何度も持ってきます
歯磨きするようになるかは分かりませんが、4歳の息子に読み聞かせたら喜んでいました。何回も読んでと言ってお気に入りの本になったようです。
歯のお話が大好きな6歳娘に購入しました。気に入ったようで何度も読んで欲しいと持ってきます。ユーモアがある作品で人気なのも頷けます!
虫歯の話をして歯磨きを促したかったのですが、むしろお話にハマってしまいました。笑 ほとんど虫歯キャラしか出てこないので新しい歯磨き絵本です!
素晴らしい本です! 内容が楽しくてお説教じみていないのに子供の歯磨きしようと思う気持ちを(圧倒的に)上げてくれます。 絵の雰囲気もとても素敵です。