教科書の奥に引っ込んでいた古典作品の魂を大切にすくい上げて、現代の私たちのもとに蘇らせてみよう。老子・荘子からは〈生命〉について、平家物語・芭蕉・芥川・漱石を通して〈自我〉の変化について、和泉式部日記・更級日記・竹取物語・源氏物語からは〈ジェンダー 女〉の生き方について考え、「今」の問題に迫る!
竹取物語/源氏物語/和泉式部/更級日記/木曽の最期/芭蕉/山月記/芥川と漱石/老子/荘子
1 生命の章
1 目に見えない大切なもの、「水」をめぐる物語ー老子ー
2 生命の感受「つながる」と「分かる」をめぐる物語ー荘子ー
2 自我の章
1 『平家物語』木曽義仲の心の「つながり」をたどる物語ー突進する自我ー
2 義仲を愛し、義仲の隣に眠る松尾芭蕉ー俳諧に突き進む自我ー
3 義仲と芭蕉を愛した芥川龍之介と夏目漱石の物語ー近代的自我と生存苦ー
4 『山月記』から考える虚構の時代 管理社会の我々の物語ー自我の衰弱ー
3 ジェンダー 女の章
1 和泉式部ー肉体が生む言葉、孤独な魂が織りなす歌ー
2 『更級日記』-謎、物語への憧れと「フツー」の日常の裂け目ー
3 『竹取物語』かぐや姫ー拒絶する「性」と成長する「愛」-
4 『源氏物語』最後のヒロイン浮舟ー犯される「性」さすらう「生」-
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