本書は、日中両国の学校教育においてジェンダーに由来する不平等や差別が生じた社会的背景や、それを反映する法制度を法学的および教育学的見地から批判的に分析し、これからの時代にふさわしい男女の関係のあり方を模索した。ジェンダーと法という比較的新しい学術分野において、日中両国の学校教育におけるジェンダー問題を究明した先行業績は少ない。その意味で本書は、当該分野に新たな光を当て、最新の理論と情報を提供することによって、日中両国における両性平等教育、ひいては両性平等社会の実現に資する有意義な研究であるといえよう。
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