『国家』をテキストとして読み解くことに徹底的にこだわり、従来の解釈を覆す新たな読みを提示。その価値と魅力を語る待望の入門書!
第一級の哲学テキストであるプラトンの『国家』。本書では、人間とは何かという問いが『国家』を貫く縦糸となっており、そこに正義とは何か、哲学とは何かという問いが絡んでくることを指摘。これらの問いにプラトンがどう答えているのかを読み解き、それに自分がどう答えるのかを考えることが『国家』を読むということだと論じる。
はじめに
第一章 『国家』を読む難しさ
1 何が難しいか
2 『国家』篇の概略
第二章 『国家』篇の構想
1 構想の要としての「人間の話」
2 議論をどう組み立てたか
3 「方法」の問題
第三章 問題を解く道筋
1 「正義とは何か」という問題
2 「別のもっと長い道」
3 「実践優位」の考え方
4 哲学をめぐる問題
第四章 問題はどう解かれたか
1 哲学者と国家
2 「複雑で多面的な生き物」
3 「魂の一性」
4 正・不正と幸・不幸
結びに代えて
註
参照文献
あとがき
『国家』出典索引
索 引
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