戦前戦後の吉原の様子を描いた手記です。 吉原史上最も大きな変化のあった時代の様子を当事者が語っているので興味深く読めた部分はあります。 当然のことながら「雇い側」の目線で書かれているので、吉原が華やかであったこと、文化が花開いた伝統ある街というところに誇りを持っていて、身を売る娼妓の身の上はさわりだけという印象を受けました。 実在の花魁の手記「吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日」「春駒日記 吉原花魁の日々」とは大きなギャップがあります。 真逆の立場から書かれた吉原を読み比べてみるものいいかもしれません。,ご本人の生誕から吉原での生活および吉原で働く人々の生活が判り易く表現されており大変参考になりました。,古典落語が好きで、良く舞台とされる吉原を知りたくなりました。この本は興味本位の内容ではなく、日本文化の記録です。吉原が格式や粋を重んじ人情に篤い、ある意味大きな家族的な雰囲気であったことがわかります。「必ず帰ってきてね」との戦中のくだりが悲しい。以前より本当に日本の性風俗は健全になったのだろうか、考えさせられました。,興味深く読めました。今と昔の吉原の生活の違い、風俗とは? 色々考えさせられます。
レビュー(24件)
戦前戦後の吉原の様子を描いた手記です。 吉原史上最も大きな変化のあった時代の様子を当事者が語っているので興味深く読めた部分はあります。 当然のことながら「雇い側」の目線で書かれているので、吉原が華やかであったこと、文化が花開いた伝統ある街というところに誇りを持っていて、身を売る娼妓の身の上はさわりだけという印象を受けました。 実在の花魁の手記「吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日」「春駒日記 吉原花魁の日々」とは大きなギャップがあります。 真逆の立場から書かれた吉原を読み比べてみるものいいかもしれません。
実話を文章化できていて良かった
ご本人の生誕から吉原での生活および吉原で働く人々の生活が判り易く表現されており大変参考になりました。
歴史と人情の記録
古典落語が好きで、良く舞台とされる吉原を知りたくなりました。この本は興味本位の内容ではなく、日本文化の記録です。吉原が格式や粋を重んじ人情に篤い、ある意味大きな家族的な雰囲気であったことがわかります。「必ず帰ってきてね」との戦中のくだりが悲しい。以前より本当に日本の性風俗は健全になったのだろうか、考えさせられました。
興味深く読めました。今と昔の吉原の生活の違い、風俗とは? 色々考えさせられます。