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あなたを癒やせるのは、あなただけ。 悩みのすべては心に住む「もうひとりの自分」が引き起こしていた。 「部屋が片付けられない」「忙しくて時間がない」 「相手に思ったことが言えない」「お金が貯まらない」 「がんばっているのに成果がでない」……。 あなたが、なかなか解決できないこと。 いつも問題を繰り返してしまうこと。 これらの問題や悩みは、 心の中に住む「もうひとりのあなた」が引き起こしていたのです。 そして、その理由はけっして嫌がらせではなく 「あなたを守る」ため。 たとえば、「部屋が片付けられない」は、 部屋がスッキリすると気持ちもクリアになり、 抑え込んでいた不安や焦燥感が湧いてきてしまうのを防ぐため。 「忙しくて時間がない」は、 時間ができてしまったら、“いつかやればできる”という可能性が なくなってしまうのを防ぐため。 このように、あなたを傷つけまいと問題を引き起こす 「もうひとりのあなた」である「心の防衛機能」を、 この本の中では「ナイト(騎士)くん」と呼びます。 悩みを解決して、本当にやりたかったことをやるためには、 あなたの「ナイトくん」を見つけ、安心してもらうこと。 これから、あなたの知らなかった「あなた自身」の謎を解き明かしながら、 誰かに頼るのではなく、 あなたがあなた自身を助けることができる方法をお伝えします。 各章の前には、「わたし」と「ナイトくん」のショートストーリーが入り、 心の学びをナビゲートしてくれます。 ◎あなたの問題を起こしているものの正体 ◎誰しも持っている無意識の一部「心の防衛隊=ナイトくん」 ◎「片付けられない」に隠された理由1 思考がクリアになり不安が強くなる ◎「時間がない」に隠された理由1 忙しくない自分に価値がない ◎「お金が貯まらない」に隠された理由1 自己実現できない大義名分 ◎「SNSがやめられない」に隠されたナイトくんの活躍 ◎「胸が苦しい」「のどがつまる」など無意識のシグナルは身体に出る ◎「ナイトくんワーク」実例 好きな仕事ができない・収入が増えない ◎本当の問題解決とは「問題と手をつなぐこと」
レビュー(63件)
オススメです
試しにワークを1回やってみました。これは面白いです。 「もう1人の自分」は自己防衛本能に近いものと捉えています。私がネガティブになっても、案外それが自分を守るための行動だったと気付きました。 きちんと言葉にして(書き出して)ワークを実践したことで、より効果的だったのかなと思います。自分も案外悪くない、そう思えたのは大きかったです。
響きませんでした
自分の心の中にいる 自分を守ろうと頑張ってくれている「ナイトくん」と存在は自分の幼い頃からずっと自分の意志に関わらず知らず知らずのうちに自分を守ってくれているため、大人になっても守ろうとしてくれている。ところが大人になった自分は「ナイトくん」が守ろうとする事で弊害が起き生きにくくなってしまう。心の中の「ナイトくん」に語り掛けると「ナイトくん」から言葉が聞けるらしい。 そして解決して生きやすくなるらしい。私は年配女性なので「ナイトくん」と言う名前に拒絶反応があり、語り掛けもその気にならず、心の声も聴こえず感動も改善もなしです。一度読み終えて後は積ん読です。
心の防衛反応について学べる
心の防衛反応をテーマにした本です。 部屋が片付けられない、お金が中々貯まらないといった問題に、心の防衛反応が関係していること等が記されています。 本書の前半部分は、心の防衛反応の説明、後半部分は、問題解決のためのワークという構成になっています。 ワークに取り組み、問題を解決するには、時間がかかりそうですが、本書は、非常に勉強になり、気付きを与えてくれた1冊です。
僕の人生最後まで持ち続けたい本です。
長年とてつもなく多くの悩みを抱えてきた僕の人生に灯火を与えてくれた本。今まで自己啓発やスピリチュアルや心理学など「何をやっても人生よくならない」の真の理由を解き明かしてくれました。 自分が出来ないから、自分がダメだからうまくいかないんだと、自分を責めて苦しんでいる人はまずこの本をみてほしい。 あなたが原因ではなかった。それはつらい環境にいたことで生まれたこの本の「ナイトくん」という存在が一生懸命あなたのことを守っていたから。 この本を何度も読むたびに何度も泣かされました。くやし涙というよりうれし涙で。「やっと救われるんだ」という思いが込み上げてきます。 この本と著者の方も含めてもっと多くの方の心を救ってほしいと願っています。
「自分の救う心理学」という言葉を初めて聞きました。 いつも「私ってダメだなぁ」とか反省することが非常に多く、自分を責めることが多い。 それでまたしんどくなるということを繰り返しています。 自己肯定感も低い。そんなところで「自分で自分を救う」という言葉にひかれて購入しました。 表の自分と表の自分を何とか支えようとしている裏の自分がいるということ。 自分次第ということなんだと改めて学びました。