<華やかな暗黒時代>に中国文明は咲き誇る秦漢帝国の崩壊がもたらした混乱と分裂の四百年。専制君主なき群雄割拠の時代に、王義之、陶淵明、『文選』等を生み出した中国文明の一貫性と強靱性の秘密に迫る
第1章 壮大な政治的分裂時代
第2章 中国文明圏の拡大
第3章 貴族制社会形成への序曲ーー2世紀の華北
第4章 貴族制社会の成立ーー3世紀の華北
第5章 開発領主制的社会ーー3世紀の江南
第6章 貴族制社会の定着ーー4世紀の江南
第7章 貴族制社会の変容ーー5〜6世紀前半の江南
第8章 貴族制社会の崩壊ーー6世紀後半の江南
第9章 異民族諸国家の形成ーー4世紀の華北
第10章 北魏帝国と貴族制ーー5世紀の華北
第11章 貴族制国家から府兵制国家へーー6世紀の華北
レビュー(6件)
三国志のその後が知りたくて
小学生の長男が秦漢帝国に興味があり、薦められて次の時代を調べるために読みました。後漢末期から随に至る諸国の戦乱を概観するのに、貴族制の興亡という視点を強調していて、1本の筋があり、理解しやすい「学術書」です。素人でも読めるので学術書といえないかもしれませんが、こんなのが読めて鼻高々です。ただ、自説の主張が目立つので、その分、☆を減らしました。