- 22
- 4.21
『復活の日』『果てしなき流れの果に』『継ぐのは誰か?』-三十一歳でデビューするや、矢継ぎ早に大作を発表し、『日本沈没』でベストセラー作家となった日本SF界の草分け的存在。高橋和巳と酒を酌み交わした文学青年が、SFに見た「大いなる可能性」とは何か。今なお輝きを失わない作品群は、どのような着想で生まれたのか。そして、意外に知られていない放送作家やルポライター、批評家としての顔ー。日本にSFを根付かせた“巨匠”が語る、波瀾万丈のSF半生記。
『復活の日』『果てしなき流れの果に』『継ぐのは誰か?』-三十一歳でデビューするや、矢継ぎ早に大作を発表し、『日本沈没』でベストセラー作家となった日本SF界の草分け的存在。高橋和巳と酒を酌み交わした文学青年が、SFに見た「大いなる可能性」とは何か。今なお輝きを失わない作品群は、どのような着想で生まれたのか。そして、意外に知られていない放送作家やルポライター、批評家としての顔ー。日本にSFを根付かせた“巨匠”が語る、波瀾万丈のSF半生記。
レビュー(22件)
小松左京のSFにかける思いが伝わる、まさにタイトル通りのSF魂を感じました。
日本のSFを作ってきた異人(誤字にあらず)の半世紀。こういった人々の狂いっぷり(これまた失礼)がこどもの頃の私をわくわくさせてくれたのだなぁ。作品と関連商品(主としてグッズ・玩具)が直結しておらず、作品がその質として評価されていた時代を生き抜いてきた異人(これまた失礼)の魂の与太話(全く持って失礼)を聞け!
小松さんの「私の履歴書」だけど。 おもしろい、といえばおもしろいのだけど、たmたま日経新聞で11月に同じ話を連載していたので。それでも戦後日本SF史を語る、としてみればいいのかな
日本のSF界の重鎮、小松左京が半生を振り返る。 SFというジャンルに文学の無限の可能性を見出した小松左京が、「日本アパッチ族」「復活の日」「果てしなき流れの果てに」「ゴルディアスの結びめ」そして映画化され大ヒットした「日本沈没」など名作の誕生した経緯を振り返る。 また、心ならずも大阪万博に関わらざるを得なかった経緯なども紹介。 ブルドーザーと呼ばれた大作家の人生は教訓に満ちあふれています
SF界のブルドーザー、小松左京が自らの歴史とともにSFに対する愛を熱く語る。あの膨大な作品群(殆ど読んだ)がデビューからほぼ10年ほどで書き上げたとは驚きであった。