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江戸・浅草で一膳飯屋「だいこん」を営むつばきとその家族の物語。腕のいい大工だが、博打好きの父・安治、貧しい暮らしのなかで夫を支える母・みのぶ、二人の妹さくらとかえでー。飯炊きの技と抜きん出た商才を持ったつばきが、温かな家族や周囲の情深い人々の助けを借りながら、困難を乗り越え店とともに成長していく。直木賞作家が贈る下町人情溢れる細腕繁盛記。
江戸・浅草で一膳飯屋「だいこん」を営むつばきとその家族の物語。腕のいい大工だが、博打好きの父・安治、貧しい暮らしのなかで夫を支える母・みのぶ、二人の妹さくらとかえでー。飯炊きの技と抜きん出た商才を持ったつばきが、温かな家族や周囲の情深い人々の助けを借りながら、困難を乗り越え店とともに成長していく。直木賞作家が贈る下町人情溢れる細腕繁盛記。
レビュー(66件)
伯母がこの作家さんが好きというので購入しました。早速届けると嬉しそうにしていました。
博打で借金を作った父親と、そのせいで苦しい暮らしをする家族。このページがなかなかに長くて、なんとも苦しく感じながら読み進めていましたが、つばきが成長して一膳飯屋を始めたあたりからは楽しく読めました。分厚くて読みごたえのある本でした。
欲しかった本がかえてうれしいです
かなりのページ数がありますが、楽しく読める作品です。
最近山本一力さんの著作を連続して読んでいます。今回の作品も面白く読ませて頂き、著者の筆力が素晴らしいのか安定感があるのかハズレの著作を引いた事が無い意味で氏の著作は買い損する可能性ないと断言できます。江戸の町並み、江戸時代の人々の生活する様が生き生きとイメージできます。
古き良き時代?という感じがして、とても面白かったです。自分が江戸にいるような錯覚を覚えました。。。 厚さがあったけどとても読み易かったです。